電話占いで何をどう聞くのか、「質問の仕方」によって「当たる・当たらなかった」が実は大きく左右されることをご存じですか?
電話占いの経験値が上がるにつれ、自然と上手な質問の仕方は身に付いていきますが、できれば最短で「当たる占い」を体感したいですよね。
そこで、実際に占い師の方に「どんな質問の仕方をすればいいのか」「どんなことを話すと時間をかけずに的中率の高い鑑定を受けられるのか」を伺いました。
電話占いで「何をどう聞いたらいいんだろう」とお悩みの方は、是非参考にしてみてください。
的中率が落ちる質問の仕方【占い師目線】

電話占いにしろ、ネットの無料占いにしろ、占ってもらう側は無意識に「占いは当たるもの」という大きな期待値を持っています。
期待値が大きいほど、「めっちゃ当たる!」とプラスに受け取ったり、「インチキ!」とマイナスに受け取る側面があります。
これ、占い師の実力もさることながら、相談者側の「質問力」にも左右されます。
特に電話占いは1分ごとに料金が加算されるため、迅速に「当たってる!」と感じてもらうことが重要ですが、占い師側からみて「こういう人の相談は当てづらい」という質問の仕方があります。
それは、以下の3つです。
- 質問が抽象的すぎる
- 二者択一の答えを求められる
- 「当ててみてよ」と情報を出さない
占い師に相談する場合、大前提に「相談者さんが求める(欲しい)未来(回答)」が必ずあります。
「求めている未来(回答)」を受け取れなかった場合、えてして「この占い師、当たらない」となります。占い師と相談者さんでうまくキャッチボールができれば、「求めている未来(回答)」のズレは修正できます。
それぞれを詳しくご紹介していきます。
質問が抽象的すぎる

質問がぼんやりと抽象的すぎると、占い師の鑑定もぼんやりした結果になります。
これは占いに限ったことではなく、ごく身近の日常生活でも多く散見されることです。例えば、
今日の晩ご飯、なに食べたい?
なんでもいいよ。
これ、よくありませんか?
「なんでもいいよ」と答えられたら本当に困りますよね。何を作ろうか迷ってるから聞いたのに!ってなります。
でも、質問する側が大雑把に「何食べたい?」と急に聞いたものだから、答える側も「ん-、なんでもいい」と大雑把な答えになってしまうのです。
例えば、
今日の晩ご飯、鶏肉で何か作るんだけど、照り焼き?トマト煮?なにがいい?
ん-、じゃ~鶏肉のトマト煮で!
質問に少し具体的な内容を加えることによって、より具体的な答えが返ってきます。
占いも同じです。
何かに悩み占ってもらうとき、相談者さんの「本当はこうなりたい」という本音が必ず存在します。
質問には「その本音により近づくにはどうすればいいのか」という具体的内容を盛り込まなければ、占い師も当たり障りのない一般論のような答えを話すしかなくなります。
初めての電話占いだったのでかなり緊張していました。
時間制で料金が上がっていくので、かなり慌ててしまったこともあり聞きたいことをあまり聞けずに終わってしまいました。
もっと細かい質問をすれば期待通りの答えをもらえたかもしれませんが、占い結果が抽象的になってしまい、いまいちな結果でした。
占いをしてもらう前にやるべきことは、質問をリスト化すること、一番聞きたいことは最初に質問することなど、箇条書きにしてメモに取っておくことでした。
緊張してしまうとメモがないと質問自体を忘れてしまったり、あとであれを聞けばよかったと後悔もなくなると思います。
日々恋占いアンケート調査より
「電話占いの失敗談は?」
調査期間:2021年7月31~
調査人数:30名
答えが二者択一しかないような質問をする

占いという性質上、どうしても「当たった」「ハズれた」という結果にのみ目がいきがちですが、求めるゴールへの道しるべをアドバイスしてもらうのも占いの醍醐味です。
悩みも、悩みを抱える背景も、求めるゴールも人それぞれ異なります。それゆえ、ゴールへのアプローチの仕方も千差万別です。
だからこそ、ゴールへのアプローチ方法が聞けるような質問の仕方をしなければいけません。
例えば、

私、1年彼氏がいないのですが、今後、私に彼氏はできますか?



1年以内に彼氏ができると出ています。
ここで「やった、1年以内に彼氏ができるんだ!」と喜んで終わるのは勿体無い話。
「1年以内に彼氏ができると占いでは出ているけれど、彼氏ができるようになるためには、あなたはもう少し〇〇すべき」という続きがあったとしたら?
この続きを聞かずに過ごすのと、続きまでしっかり聞いて彼氏を作るための最大限の努力を惜しまないのとでは、きっと後者の方がより早く素敵な人と巡り会えそうだと思いませんか?
このように「できる/できない」「ある/ない」のような、二者択一の答えで満足してしまうと、本来なら聞けたはずのよりよい未来へのアプローチ方法を聞く機会を損失してしまいます。
情報を敢えて隠して的中率を図ろうとする


「どこまで視えるのか」と占い師の実力を試そうと、必要な情報を敢えて知らないフリをしたり、嘘の話で鑑定をお願いすることはNGです。
何も話さなくても怖いぐらい視える霊能占い師であれば、情報を隠しても当てられるかもしれませんが、そういう占い師との巡り会いの方が稀です。
であれば、やはり占い師が必要とする情報を隠してしまうと、占い師は情報収集で質問を繰り返すことになり、鑑定までの時間が余分にかかります。
情報収集に不備があれば、相談者さんが望む未来に近づける鑑定結果は得られなくなります。
占い的中率が高くなる質問の仕方


占いの的中率をあげるためには、「的中率が下がる質問」と真逆の質問の仕方をしましょう。
相談する側には「相談者が望む未来」が必ずあり、それに占い師がいかにグッと寄り添えるかが「的中率」に響いてきます。
占い師の経験値が高ければ、相談者が話に不慣れであっても「質問力の高さ」で情報を聞き出せますが、相談者側で的確な質問を用意できれば聞き取りの時間を短縮できます。
占い師は「短時間で視える」ことに繋がり、相談者は「短時間で当ててもらえる」と満足度も高くなります。
それでは、お互いwin-winになれる質問の仕方をご紹介します。
電話占い質問例【恋愛編】





恋愛運を占ってください
【ダメな理由】
「恋愛運」では占うターゲットが広すぎる。
占い師側は、恋愛中の悩みなのか、恋愛前の悩みなのかもわからず聞き取りが必要になる。



彼氏いない歴2年で、そろそろ出会いが欲しいなと思っています。彼氏ができる時期や出会いの場所などを知りたいです。
【良い理由】
彼氏が2年いないこと、彼氏をつくるために積極的に行動したいと思っていることがわかる。
占い師は、聞き取りの時間を省いて、出会いの時期や出会うためにするといい行動などが占える。



彼氏ができても、いつも浮気されてしまいます。私の男をみる目がないのでしょうか。それとも私に問題があるのでしょうか?
【良い理由】
浮気性の人とばかり縁がある質問者さんの悩みが読み取れる。
これで占い師は、浮気される理由や質問者さんに似合うタイプが占える。



異性として見たことが一度もない人から告白されました。もし、彼氏にするなら私との相性はどうか、運命の人は他に現れるのかを知りたいです。
【良い理由】
「好きでもない人に告白された。どうしたらいい?」という質問者の迷いが読み取れる。
これで占い師は、2人の相性や交際していいか・悪いかなどが占える。
電話占い質問例【片思い編】





好きな人と両想いになれますか?
【ダメな理由】
ザックリ「恋愛運」より一つ踏み込んだ質問になっているが、質問者の「両想いになるためにどうしたいのか」が弱い。



好きな人がいて告白しようと思っています。彼に脈はありますか?告白するならどのタイミングがいいですか?
【良い理由】
「好きな人と両想いになるために告白したい」という質問者の行動が読み取れる。
これで占い師は、相手の気持ちや告白が成功する時期などが占える。



好きな人に振りむいてもらうには、どんなアプローチがいいですか?
【良い理由】
「好きな人にわたしのことを好きになって欲しい」という質問者の究極の願いが読み取れる。
これで占い師は、相手に好きな人がいるのか、どういう人が好みなのかが占える。



彼は私のことをどう思っていますか?ただの友達?それとも恋愛対象として見てもらえてる?
【良い理由】
「好きな人が自分のことをどう見ているのか不安」という質問者の気持ちが読み取れる。
これで占い師は、相談者に対する彼の気持ちや脈あり・なしが占える。
電話占い質問例【結婚編】





わたし、結婚できますか?
【ダメな理由】
交際中に人がいて結婚したいのか、彼氏もいないけど漠然と結婚できるか聞きたいのか、相談者の質問の意図が分かりにくい。
これでは占い師は、「結婚できる」「結婚できない」の二者択一の答えしか出せない。



結婚は何歳ぐらいにできそうですか?その相手はいつ頃現れそうですか?
【良い理由】
「今は相手はいないけれど、いつか結婚したいと思っている」という質問者の気持ちが読み取れる。
これで占い師は、相談者の結婚運について具体的に占える。



彼から結婚しようと言われました。結婚してもうまくいくか、結婚後の相性が知りたい。
【良い理由】
「プロポーズされたけど、結婚してうまくいくか不安もある」という相談者さんの迷いが読み取れる。
これで占い師は、相談者さんと彼との結婚後の相性などが占える。



付き合って2年の彼がいて、そろそろ結婚をと思っています。彼にもそのつもりはありますか?あるなら、いつ頃でしょうか?
【良い理由】
「交際2年の彼がいるけれど、彼から結婚の話はない。でも、相談者さんは結婚を望んでいる」ということが読み取れる。
これで占い師は、彼の結婚観やタイミングなどが占える。
電話占い質問例【復縁編】





わたし、復縁できますか?
【ダメな理由】
別れてからの年数、現在のお互いの関係性などが全くわからない。
復縁はとてもデリケートで難しい相談であるのに、情報ゼロでは「復縁できる」とも「できない」とも占いづらい。



別れて1年になる彼とは友人関係で続いています。私は復縁したいと思っているのですが、彼には私にその気持ちはまだ残っていますか?
【良い理由】
「別れて1年。彼とは友人関係である」という現状を踏まえたうえで、相談者さんが復縁をしたいと強く願っていることが読み取れる。
これで占い師は、相手の気持ちや復縁するにはどうすればいいかを占える。



半年前に私から別れを切り出した元彼とヨリを戻したいのですが、私からどのように連絡すればいいでしょうか?
【良い理由】
「振った・振られた」や、別れてからの期間は復縁をみるのに大切な情報。
これで占い師は、彼とヨリが戻せそうなのか、戻せるならどのタイミングでどんなアプローチがいいのかを占える。



元彼の浮気が原因で別れたけれど、やり直したいと言われました。未練がないと言えばウソになるけど、ヨリを戻して再び浮気されないか不安。復縁しても大丈夫でしょうか?」
【良い理由】
別れた原因や未練がある・ないも、復縁をみるには大切な情報。
これで占い師は、彼が再び浮気をするようなタイプなのか、復縁して相談者さんが幸せになれるのかを占える。
電話占い質問例【不倫編】





既婚者と恋愛中ですが、これからどうしたらいいですか?
【ダメな理由】
不倫していることは分かるが、相談者さんの本心が全く読み取れない。
離婚して一緒になりたいのか、お互い家庭は壊さずに現状維持を続けたいのか、どうなりたいのかが不明では占いづらい。



お互いの家庭を壊さずに恋愛関係の続けられたらと思っていますが、今のままでも大丈夫ですか?やめた方がいいですか?
【良い理由】
「現状維持でW不倫の関係を続けたい。でも、バレたり家庭が壊れないかが心配」という相談者さんの気持ちが読み取れる。
これで占い師は、バレそうなのか、バレずにいい関係を継続していけるのかが占える。



奥さんよりも私を愛してると言ってくれるけど、最近連絡の頻度が減ってきました。奥さんにバレたのか、それとも距離を取られてるのか不安です。
【良い理由】
不倫中の彼からの連絡頻度が減っていること、それで不倫バレを不安に思っていることが読み取れます。
これで占い師は、不倫バレの可能性や彼からの連絡頻度が減っている理由、また彼の気持ちなどが占える。



既婚者の彼と付き合っています。彼のことが大好きだけど、「奥さんと別れて」と言うつもりもありません。でも、待っていれば彼と結婚できたりするのでしょうか?
【良い理由】
不倫中の彼に対して、「待ってたらいつか結婚できるのかな?」と期待している相談者さんの想いが読み取れる。
これで占い師は、彼と奥さんの関係・彼の家庭に対する思い・相談者さんに対する気持ちなどが占える。
正しく質問しても、聞く側の姿勢が的中率を下げることもある


1分ごとに料金がかかる電話占いで、効率よく的中率の高い結果を聞くためには「質問力」が大事だとご紹介しました。
でも、一つだけ大きな落とし穴があります。それが、質問者側の「思い込み」です。
思い込みとは、「こうなりたいから、こういう風に言われたい」という潜在的願いです。
人は自分の意見に同調してもらえると「分かってる!」と嬉しく思い、反対されると「分かってないね!」と反論したくなります。
占い師の話を聞くときに、是非気を付けて欲しい姿勢が2つあります。
- 自分の願いは一旦脇においておく
- アドバイスを素直に取り入れてみる
この2つの姿勢を忘れてしまうと、「自分が求めている答えをズバリくれる占い師に出会えるまで占いを繰り返す沼」にはまってしまいます。
自分の願いは一旦脇に置いて話を聞く


占ってもらう側は「こうなりたいから、こういう風に言われたい」という願いを潜在的に持っています。
そして、その背中を占い師に押してもらいたいと思っています。
このように、占ってもらう側の願いが強く念頭にあると、
- 期待した言葉→当たってる
- 期待から外れた言葉→当たってない
というように、「占いの正解を自分の願いと一致しているか」で判断してしまいます。
自分の考えが間違っていないと確信を持つために占いをする人もいると思いますが、正解が「自分の考え」と決まっているのなら占いに頼る必要はありませんよね?
せっかく、自分以外の第三者の意見を求めて占いをするのなら、自分の「こうしたい、こうありたい」という願いは質問に乗せるだけにしておきましょう。
質問に願いを乗せたあとは、その願いは一旦脇に置いておくことで、願いに添わない鑑定結果が出たとしても聞き入れる心の余裕が生まれます。
アドバイスは素直に取り入れてみる


占いは、ときとして「期待」と違う鑑定結果が出ることがあります。
例えば、
- 復縁したいけど、今は難しいと言われた
- 告白したいけど、今は時期ではないと言われた
- 彼と結婚したいけど、彼が自覚を持てるまで待った方がいいと言われた
期待と逆の結果を言われると喪失感が強く、その後の占い師のアドバイスなんてどうでもよくなるかもしれません。
占い師が相談者さんの期待している言葉を伝えて喜ばせることは簡単です。
でも、多くの占い師は「相談者さんの期待した答えと違う」と分っていても、より幸せになれるようなメッセージをプラスしてアドバイスします。
「より幸せになれるように」がポイント。
これは、相談者さんが一人でどれだけ悩み考えても思いつかないアドバイスであり、占い師が相談者さんの幸せを思って伝える渾身のメッセージです。
頭ごなしに「そんなの嫌だ」とアドバイスを却下するのではなく、これも「なにかの縁」だと思って素直に取り入れてみることをお勧めします。
その先に、自分一人では見られなかった景色がほんの少し見えて来るかもしれません。
電話占い「当たる質問例やコツ」のまとめ
電話占いで的中率が下がる質問の仕方、的中率が上がる質問の仕方などをご紹介しました。
- 抽象的な質問は一般論しか返ってこない
- 質問はより具体的な内容で伝える
- 情報は隠さずに初めから伝えておく
- 欲しい答えは一旦脇に置いておく
- 鑑定結果は全て素直に受け止める
これを踏まえて事前に聞きたいことをメモしておけば、1分の時間をも無駄にせず、コスパよくいい鑑定が受けられます。
是非、これを参考に有意義な鑑定を受けてくださいね。